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地域への取り組み
地方自治体と共同でクリエイター塾のプロデュース 熊本県合志市映像クリエイター育成事業
『市民作家100人の育成』と『市民作家による地元の魅力発信』を目標にかかげた、熊本県合志市との共同プロジェクトとしてROBOTはクリエイティブ塾をプロデュースしています。
合志市は熊本市に隣接する人口6万人強の市。熊本市のベッドタウンとして人口が増加しています。
「合志市クリエイター塾」は、合志市の魅力を自分たちで発信できる市民クリエイターの育成を目的として2015年にスタートし、毎年開催しています。参加者は毎年公募、書類選考で50名ほどが選ばれます。
講師は、ROBOT所属のクリエイター(映画監督、脚本家、プランナー、CMディレクター等)の他にYoutuber、ブロガーなど。さまざまなジャンルのプロが参加者の方へ授業を行います。
ROBOTが持つ「クリエイティビティ」を地方都市の活性化、人材育成につなげるこの事業は、地方創生に結びつくものであり、他県の自治体の参加も増えています。ビジネスとしても、クリエイター塾をキッカケに自治体、地方企業、周辺自治体と信頼関係を構築、ブランディングやPRなどの新たな案件受注が生まれています。
規格外野菜を活用し廃棄野菜ゼロを目指す野菜パウダー 九州の企業とD2C新ブランドをプロデュース
ROBOTは、九州ベジパウダー(株)と共同で、規格外野菜を使用した野菜パウダー「アメージングファーマー」をプロデュースしています。
アメージングファーマーは、「野菜に驚きを」をコンセプトに開発。野菜が持つ健康成分である食物繊維やファイトケミカルを凝縮した粉末を簡単に楽しく食べてもらうこと、フードロス問題への力になることを目指しています。
ROBOTは映像コンテンツ事業で培ってきたストーリーテリングとコンテンツ開発のノウハウを活かし、ブランド体験全体を設計・プロデュースをしています。
フォトロン 米沢工場
フォトロンの米沢工場は、1991年からフォトロンのハイスピードカメラ「FASTCAM(ファストカム)」シリーズを製造しており、FASTCAMは世界40か国以上の国で活躍しています。
米沢工場ができて30年、フォトロンは山形県米沢市の皆様とともに「モノづくり」を進めてきました。当工場は地域と協力した生産体制をひいており、働く従業員は全員山形出身で、そのほとんどが米沢市の出身です。
また山形県米沢市は、令和3年度「SDGs未来都市」に選定されました。この選定を受け米沢市も、SDGsの取り組みを実践している企業や団体、そして市民とともにSDGsを推進する旨を公表しています。
社会への取り組み
聴覚障がい者向け字幕制作支援
IMAGICA Lab.は、テレビ放送番組・CMの内容について、聴覚障がい者や難聴の方に理解補助を目的とした字幕制作を2005年より行っています。字幕制作は、視聴者が読みやすいように表示時間や表示タイミングを計りながら対応し、また字幕の位置なども、映し出される画面の状況を場面ごとに考慮しながら制作しています。
近年はオリンピック/パラリンピックが開催されたことやSDGsの企業意識の高まりとともに、テレビ放送番組の字幕制作に加え、CMの字幕制作についても需要が年々増加しています。
映像体験型お天気ワークショップ
「Weather Wizard Academy」
「Weather Wizard Academy」は【天気】と【魔法の世界】を掛け合わせたワークショップです。CreativeとEducationを融合させた造語『Creducation(クレデュケーション)』をコンセプトとし、魔法の世界を舞台にした映像体験を通して子どもたちの「創造力」「感性」「表現力」を育む教育コンテンツを、IMAGICA GROUP各社にて共同開発しました。当社グループは体験教育機会の創出を通じ、子供たちへ未来の環境やSDGsを考える場を提供しています。
このワークショップは第15回キッズデザイン賞 「子どもたちの創造性と未来を拓くデザイン部門」を受賞しました。
【IMAGICA GROUP 各社の役割】
ウェザーマップ | 天気の教育コンテンツ・実験の企画・構成・監修、気象予報士の講師派遣 |
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オー・エル・エム・デジタル | リアルタイムバーチャルシステム SUZURO(※)を使用した最先端の映像技術を駆使したお天気キャスター体験の提供 |
ROBOT | 映像制作及び会場全体の空間演出 |
- SUZUROはバーチャルスタジオコンテンツ制作のための機能やワークフローを提供するUnreal Engineのフレームワークです。フルCGや実写合成によるライブコンテンツの制作・開発、運用に必要な機能を備えており、Unreal Engineを使ってそれらを効率的に制作することができます。
子ども第三の居場所
「みらいの図書室」プロジェクトに参画
「みらいの図書室」とは、一般社団法人渋谷未来デザインが、公益財団法人日本財団の助成のもと行う地域支援事業です。子ども第三の居場所として、主に小学生を対象に宿題のサポートに加えて様々なデジタルツールを活用したクリエイティブプログラムや、SDGs視点での社会教育、実験、体験学習のプログラムを提供し、未来への関心や共感性、生き抜く力を高めていくことを目的としています。当社グループは子どもたちの好奇心や創造性をより豊かに育むことを目指すこれらの取り組みに賛同し、当社グループのピクス、ウェザーマップなど当社グループにて、施設内の空間デザインやアプリ開発、SDGs視点での社会教育や体験学習プログラムなどのワークショップを企画・制作し、活動を支援しています。
「子ども第三の居場所」とは
子どもたちが安心して過ごせる環境で、自己肯定感、人や社会と関わる力、生活習慣、学習習慣など、将来の自立に向けて生き抜く力を育むことを目的として、日本財団が中心となって2016年より全国に開設しています。
同時に、学校や地域、専門機関と連携し、「誰一人取り残されない地域子育てコミュニティ」のハブとしての機能を担っていきます。現在全国に74ヵ所設置され、2025年度までに全国500拠点の開設を目指しています。(2022年1月現在)