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CREDUCATION® ACADEMY 第6回活動報告

三田中学校での車いすバスケットボール体験学習

  • 4 質の高い教育をみんなに
  • 17 パートナーシップで目標を達成しよう

地域社会とともに体験教室を実施するプロジェクト「CREDUCATION ACADEMY」の一環として、11月28日(火)に港区立三田中学校の2年生を対象とした「車いすバスケットボール体験学習」を開催いたしました。
今回の体験学習では、IMAGICA GROUPのグループ会社である株式会社IMAGICA Lab.の社員であり、車いすバスケットボールチーム『千葉ホークス』に所属する植木隆人選手と、チームメイトである村上慶太選手に講師として登壇いただき、下記内容で体験学習会を行いました。

【競技用車いすと車いすバスケットボールを知ろう!】

まず初めに、「普通の車いす」と「競技用車いす」の違いを説明。
写真では判り難いですが、大きな違いは次の3点です。
競技用車いすは、

  • 1) 旋回性向上のため、タイヤがハの字型をしている。
  • 2) 競技の性質上接触が多いので、前面にバンパーが付いている。
  • 3) 背中に荷重が掛かっても転倒しないよう、転倒防止用キャスターが付いている。

【競技用車いすを体験してみよう!】

次に、実際に競技用車いすに乗り自分で動かすことを体験。ハの字型タイヤによる旋回性向上の影響か、車いすが想像以上にくるくる回り動きの制御にとまどう生徒や、意外にもすぐに慣れて、植木選手・村上選手から「お~、上手いな~!」と言われる生徒など、戸惑いながらも楽しく「競技用車いす」を体験してもらいました。

【競技用車いすバスケットボールを体験してみよう!】

乗車体験の後はメインイベント、チームを組んでの「車いすバスケットボール体験」です。
通常のバスケットボールでは体全体を使ってシュートを打つところ、車いすバスケットボールでは上半身の力のみでのシュートになるため、ゴールまでボールが届かないというシーンも見受けられましたが、どの試合も白熱したものが繰り広げられました。

車いすバスケットボールは初めての体験だったため、生徒の皆さんだけではなく先生方も始まる前から楽しみにしていたとのことで、生徒からは「もっと長時間やってみたい」「車いすバスケットボールの試合を見に行きたい」などのコメントがありました。
また、校長先生をはじめ先生方にも体験会への参加や競技用車いすへの試乗をしていただき、「貴重な体験をありがとうございました」とのコメントをいただきました。

休憩時間に質問を寄せる生徒

校長先生をはじめとした先生方とも談笑

また、チーム戦の前には、デモンストレーションとして選手2人による1on1も披露。シュートが決まると生徒から歓声が上がり、全体的に非常に充実した体験会となりました。

植木選手・村上選手の1on1

協力:株式会社IMAGICA Lab.
会場:港区立三田中学校
講師:植木隆人選手、村上慶太選手

校章とゴールを背にした植木選手(左)・村上選手(右)

校章とゴールを背にした植木選手(左)・村上選手(右)