IMAGICA GROUPは2025年に創業90周年を迎えました。映像・映画業界をはじめとする皆様のご支援とご愛顧に感謝を込め、東京国際映画祭と連動した特別セッションを、
2025年10月31日(金) 東京ミッドタウン日比谷 BASE Qにて開催いたします。

TALK SESSION

トークセッション

映画監督
三池 崇史  氏

1960年生まれ。
大阪府八尾市出身。米国アカデミー会員。CAA所属。
描く映像世界は海外からも高い評価を受けており、ヴェネチア国際映画祭で『十三人の刺客』(10)が、カンヌ国際映画祭で『一命』(11)と『藁の楯 わらのたて』(13)がそれぞれコンペティション部門に選出。ジャンルを問わず精力的に映像制作を続け、作品本数は100を超える。
代表作には、『オーディション』(00)、『DEAD OR ALIVE』シリーズ(99/00/02)、『殺し屋1』(01)、『牛頭』(03)、『着信アリ』(04)、『クローズZERO』シリーズ(07/09)、『ヤッターマン』(09)、『悪の教典』(12)、『土竜の唄』シリーズ(14/16/21)、『無限の住人』(17)、「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』(17)、『初恋』(20)、『怪物の木こり』(23)、『でっちあげ 〜殺人教師と呼ばれた男』(25)など多数。最新作の『バッド・ルーテナント:トウキョウ』は北米配給が決定している。
また、現在はプロアマ問わないショート動画コンテスト「26秒のカーニバル」も主催している。
https://www.miiketakashi.com/26/

アニメーション監督/キャラクターデザイナー/イラストレーター
木下 麦  氏
所属:P.I.C.S. management

1990年生まれ。
多摩美術大学在籍時からイラストレーター/アニメーターとして活動。P.I.C.S.入社後、アニメーターや監督補佐としてCMやミュージックビデオなどの制作に関わる。2021年にTVアニメ『オッドタクシー』で自身初となる監督、キャラクターデザインを担当し、大きな話題となった。 2025年10月10日(金)より公開の『ホウセンカ』で初めて長編映画を手掛ける。本作は、第38回東京国際映画祭(2025)のアニメーション部門にて上映が決定。

映画『ホウセンカ』
公式サイト
https://anime-housenka.com/

映像作家/アニメーション作家
ユージン  氏
所属:ROBOT コンテンツ本部 コンテンツ部

九州大学 芸術工学部卒業後、株式会社ロボットに入社、SNS「X」で投稿した「牡蠣を食べた時の気持ち」のアニメーション作品が瞬く間に拡散され、その作品を見たミュージシャンや企業からの依頼が重なり、今では数々のCMやMVを手掛けている。何気ない感動のシーンが温かみに溢れた独特な世界観で表現され、短い時間でのループに何度も見続けてしまう魅力が詰まっている。
King Gnu『傘』のジャケットアートワーク・オーディオビジュアル、NHKみんなのうた『新呼吸』(三浦大知)、『僕らはいきものだから』(緑黄色社会)、『銀河高原ビール』のWEBムービー『星夜の醸造所』をはじめ、最近ではTVアニメ『SPY×FAMILY』Season 2(テレビ東京)や『忘却バッテリー』のエンディングアニメーションなどを担当。アナログとデジタルを横断した懐かしさや温かみに溢れた作風、感情や空気感などを表現した夢に溢れた表現力で見る人の心を魅了している。

AI Mage株式会社 代表取締役CEO
張 鑫(Xin Zhang)  氏

東京大学松尾研究室にて博士号を取得。2023年に未踏アドバンスト事業に採択、2024年に東大IPC 1st Round支援を受け法人設立。幼少期から親しんできたアニメ文化を次世代へとつなぐため、アニメ制作現場に入り込み「アニメ特化検索エンジン」を開発。アニメ産業の生産性向上とクリエイティブ環境の変革をリードし、日本アニメの世界展開を後押しすることを目指している。

株式会社オー・エル・エム 取締役執行役員
株式会社オー・エル・エム・デジタル 取締役 R&Dスーパーバイザー
株式会社IMAGICA GROUP Advanced Research Group リサーチディレクター
博士(工学)
四倉 達夫  氏

2003年成蹊大学にて博士号取得。同年より国際電気通信基礎技術研究所(ATR)にてコンピュータグラフィックス研究者として活動。2009年オー・エル・エム・デジタルに入社し、数多くの映像作品制作に携わる。プロダクションエンジニアとしての代表作にポケモン映画シリーズがある。現在は同社R&D部門責任者を務める。また、オー・エル・エム・グループの親会社である株式会社IMAGICA GROUPのAdvanced Research Groupにおいて研究ディレクターも兼任している。現在は制作現場に寄り添った映像技術の研究開発を推進し、アニメ業界の発展に貢献すべく日々取り組んでいる。

株式会社バンダイナムコフィルムワークス 取締役
ガンダム事業本部 本部長
小形 尚弘  氏

1997年、株式会社サンライズ(現:株式会社バンダイナムコフィルムワークス)入社。第1スタジオにて『犬夜叉』制作デスクを経て2006年よりプロデューサーとして『結界師』『テイルズ オブ ジ アビス』『犬夜叉 完結編』『機動戦士ガンダムUC』『Gのレコンギスタ』『機動戦士ガンダム サンダーボルト』を手掛ける。2018年同社執行役員に就任し、劇場版『機動戦士ガンダムNT』プロデューサー、『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』、『機動戦士ガンダム 水星の魔女』、『機動戦士Gundam GQuuuuuuXジークアクス』エグゼクティブプロデューサーなど数々のガンダム作品を手掛け、ガンダムのIP軸戦略を担う。
2025年より同社取締役、ガンダム事業本部本部長に就任。

株式会社IMAGICAエンタテインメントメディアサービス カラリスト
関口 正人  氏

1980年生まれ、新潟県出身。
2004年より、カラリストとして映画・ドラマ・アニメを中心に数多くの作品を担当。『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』では、劇場版からTVシリーズまで全編にわたりグレーディングを手がける。
主な実績として、『少年と犬』『おいハンサム!!』『愛にイナズマ』『先生の白い嘘』『コンフィデンスマンJP』『フクロウと呼ばれた男』『No Activity』『きのう何食べた?』『すずめの戸締まり』『映画ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 完結編』『劇場版 忍たま乱太郎 ドクタケ忍者隊最強の軍師』『劇場版ブルーロック -EPISODE 凪-』など多数。

MC (1st / 2nd Session)
赤ペン瀧川  氏

1977年生まれ。
俳優としてデビューし、「コンフィデンスマンJP」「極悪女王」「室井慎次 敗れざる者」など多数映画やドラマに出演。
俳優活動の傍、映画プレゼンターとして、300作品もの数を紹介するなど、TV、ライブ、コラムなど多方面で活動中。

TIME TABLE

タイムテーブル

1st  Session

13:00~14:00

Director’s Dialogue - 三池崇史監督と実写映画の未来を考える

映画監督
三池 崇史  氏

数々の作品をグループ会社のオー・エル・エムとともに手がけ、長年にわたり深い信頼関係を築いてきた三池崇史監督。商業映画から独自性あふれる作品まで、多彩な挑戦を続けられている監督は、「若い才能には、失敗を恐れずに自由に表現してほしい」と語り、次世代を担う人材への期待を込めています。本セッションでは、これからの映画・映像業界を見据えて、学生との対話を通じ、作り手の未来を考えます。

<三池崇史監督より学生の皆さんへ>
「今の私から見えている映画界のリアルをすべてお話します。映画監督という生き方を選ぼうとしているあなたの役に立つ時間になるでしょう。まず、今の映画監督について語ります。その後、皆さんからの質問にお答えします。一緒に未来を考えましょう。」

締切:2025年10月21日(火)17:00

※[Director’s Dialogue]は学生限定 のプログラムです。

※参加には事前申込(Googleフォームより)が必要です。当日受付のみではご参加いただけません。

※当日は受付にて学生証など身分を確認できるものをご提示いただきます。

※申込者多数の場合は抽選とさせていただきます。

※当選者には参加証をメールでお送りする形でご連絡いたします。

※受付時間を過ぎますと入場いただけない場合がありますのでご留意ください。

2nd  Session

14:30~15:30

Animating Dialogue - 木下麦監督/ユージン監督 若き制作者と未来を語るオープントーク

アニメーション監督/キャラクターデザイナー/イラストレーター
木下麦  氏

映像作家/アニメーション作家
ユージン  氏

木下麦監督(P.I.C.S. management)とユージン監督(ROBOT)が、今回初めて対談形式で登壇します。10月10日に公開の木下監督の最新作『ホウセンカ』をはじめ、日々の制作での試みや監督としての視点を、世代の近い両者ならではの目線で語り合う特別なセッションです。

<木下麦監督より学生の皆さんへ>
「映像の媒体やツールも多様になってきて、また作られる作品も年々増えてきています。海外や国内から色んなコンテンツが生まれてくる昨今は、悪い見方をすると飽和状態、良い見方をするとまだまだ需要の強い産業だと感じています。自分たちが今や未来をどう捉え、若い世代の方たちがなにをすべきか、自分たちの経験則からお伝えできればと思っています。」

<ユージン監督より学生の皆さんへ>
「自分はほんの数分ほどの短い作品しか作ったことがありません。そのわずかな時間をかたちにするのにも毎回てんやわんやで、完成した頃にはすっかりへとへとになります。そんな自分が長編を手がけられた木下麦監督と並んで話すなど恐れ多いのですが、せっかくの機会ですので、肩の力を抜いて率直に制作の裏側を語れたらと思います。作品づくりの苦しさや楽しさが少しでも伝わり、参加してくださる方と共有できる場になれば嬉しいです。」

締切:2025年10月21日(火)17:00

※[Animating Dialogue]は学生限定のプログラムです。

※参加には事前申込(Googleフォームより)が必要です。当日受付のみではご参加いただけません。

※当日は受付にて学生証など身分を確認できるものをご提示いただきます。

※申込者多数の場合は抽選とさせていただきます。

※当選者には参加証をメールでお送りする形でご連絡いたします。

※受付時間を過ぎますと入場いただけない場合がありますのでご留意ください。

3rd  Session

16:30~17:30

AI CREATION:アニメ制作の新たなパートナー - AI Mage|オー・エル・エム・デジタル

AI Mage株式会社 代表取締役CEO
張 鑫(Xin Zhang)  氏

株式会社オー・エル・エム 取締役執行役員
株式会社オー・エル・エム・デジタル 取締役 R&Dスーパーバイザー
株式会社IMAGICA GROUP Advanced Research Group リサーチディレクター
博士(工学)
四倉 達夫  氏

2024年12月に始動した経済産業省/NEDOによるGENIACプロジェクト「ANIMINS(ANIMe INSight)」は、大学やスタートアップ、アニメスタジオと連携し、アニメ制作におけるAI活用を徹底的に探求しています。本セッションでは、ANIMINSの概要および、現時点での調査・開発事例を紹介いたします。アニメ制作にとどまらず、実写を含む幅広い映像制作に役立つヒントをお届けし、最新技術の映像表現を考える一助になれば幸いです。

締切:2025年10月21日(火)17:00

※[AI CREATION]は映像業界の方及び東京国際映画祭(TIFF)のIDパスをお持ちの方に向けたプログラムです。

※参加には事前申込(Googleフォームより)が必要です。当日受付のみではご参加いただけません。

※当日は受付にてTIFFのIDパスのご提示及びお名刺を2枚ご提出いただきます。

※申込者多数の場合は抽選とさせていただきます。

※当選者には参加証をメールでお送りする形でご連絡いたします。

※受付時間を過ぎますと入場いただけない場合がありますのでご留意ください。

4th  Session

18:00~19:00

TECH-FUSION:『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』における色表現と新たな取り組み - バンダイナムコフィルムワークス|IMAGICAエンタテインメントメディアサービス

株式会社バンダイナムコフィルムワークス 取締役
ガンダム事業本部 本部長
小形 尚弘  氏

株式会社IMAGICAエンタテインメントメディアサービス カラリスト
関口 正人  氏

サンライズとスタジオカラーが共同制作したガンダムシリーズの最新作、『機動戦士Gundam GQuuuuuuXジークアクス』。
本作でIMAGICAエンタテインメントメディアサービスは、作品の世界観をより正確に表現するため、制作前からスタジオカラーと連携してオンサイトキャリブレーションを実施。また先行上映された劇場版からTVシリーズまで、全編にわたりグレーディングを手がけるなど、作品全体の色管理に携わっています。
本セッションでは、エグゼクティブ・プロデューサーの小形尚弘氏を迎えて、制作における色の重要性やIMAGICAエンタテインメントメディアサービスが担った役割、こだわりのシーンを映像と共に振り返りながら、その制作の舞台裏を語ります。

『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』
公式サイト
https://www.gundam.info/feature/gquuuuuux/

締切:2025年10月21日(火)17:00

※[TECH-FUSION]は映像業界の方及び東京国際映画祭(TIFF)のIDパスをお持ちの方に向けたプログラムです。

※参加には事前申込(Googleフォームより)が必要です。当日受付のみではご参加いただけません。

※当日は受付にてTIFFのIDパスのご提示及びお名刺を2枚ご提出いただきます。

※申込者多数の場合は抽選とさせていただきます。

※当選者には参加証をメールでお送りする形でご連絡いたします。

※受付時間を過ぎますと入場いただけない場合がありますのでご留意ください。

ABOUT

開催概要

日  時 :
2025年10月31日(金)13:00~19:00 

会  場 :
東京ミッドタウン日比谷 6F BASE Q 【HALL 1】

参  加  費 :
無料(要事前申込)

主  催 :
株式会社IMAGICA GROUP

共  催 :
株式会社ロボット
株式会社ピクス
株式会社オー・エル・エム
株式会社オー・エル・エム・デジタル
株式会社IMAGICAエンタテインメントメディアサービス

協  力 :
AI Mage株式会社
株式会社バンダイナムコフィルムワークス
東京国際映画祭

ACCESS

会場アクセス

東京ミッドタウン日比谷 6F BASE Q 【HALL 1】

〒100-0006 東京都千代田区有楽町1-1-2
https://www.hibiya.tokyo-midtown.com/jp/baseq/access/

東京メトロ千代田線・日比谷線、都営地下鉄三田線「日比谷」駅直結

東京メトロ有楽町線「有楽町」駅直結(徒歩4分)

東京メトロ丸の内線・日比谷線・銀座線「銀座」駅直結(徒歩5分)

JR山手線・京浜東北線「有楽町」駅(徒歩5分)

お問い合わせ

本イベントに関してのお問い合わせはこちらまで
「Future Talks by IMAGICA GROUP」事務局
メールアドレス:event@g.imagicagroup.co.jp

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